オルガノ株式会社様は超純水・純水・水道水・産業排水・下水と幅広い水処理技術を有し、
多種多様なお客様に対して、幅広く事業を展開しています。
また、製品開発、設計、施工、販売、納入後のメンテナンスまで一貫して対応が可能な体
制を整えています。
オルガノ株式会社 機能商品事業部様は、ラボラトリ用純水・超純水装置を製造・販売・保守しており、
製品PR、お客様とのコミュニケーション手段としてLab Salon(ラボサロン)を企画し、
その制作を弊社でお手伝いさせていただきました。
オルガノ株式会社様
オルガノ株式会社 小島 葵様
営業サポート、マーケティング、WEBサイトの運営業務などを担当
オルガノ株式会社 鶴岡 英様
展示会企画、海外向け営業サポートなどを担当
株式会社企画制作
十佐近
本件ではプロデュース、ディレクションなどを担当
大須
本件ではパーツデザイン、コーディングを担当
(敬称略)
大須:お二人が企画制作を知ったきっかけは何でしたか?
小島:きっかけは、私の上司が別の部署にいた時に御社と仕事をされていて、以前から弊社のコーポレートサイトや関連会社のサイトをお願いしていたのがきっかけになります。また、弊社のことをよく知っていただけている点や、上司以外にも関わらせていただいてる人が多 く、社内からの推薦があって企画制作さんにお願いすることになったという経緯になります。
大須:そうなんですね!以前構築したサイトは2012年に公開されたので、機能商品事業部様とは 10年以上のお付き合いになりますね。 ※エアワッシャーサイト参照
小島:企画制作さんのお客様の声をネットで調べたら、弊社の昔の採用サイトのインタビューが 載っていて。
十佐近:そうですね、ずいぶん前の話になりますが、実は弊社サイトに掲載している御社の採用サイト実績は以前弊社が制作した御社採用サイトのリニューアルでして、 その点ではもう一つ前の世代からのお付き合いですね。一番最初はオルガノ様の販売会社サイト構築の時にお声がけいただいて、そこからコーポレート、採用サイト の話をいただいたのがお付き合いの経緯ですね。
鶴岡:ずっと昔からの付き合いなんですね。
十佐近:そうですね、もう15年以上のお付き合いですね。小島さんたちは今の部署にいつから入られたんですか?
小島:先ほど話に出た上司がいた状態で今の部署に配属しました。
十佐近:なるほど、Lab Salon(以降、ラボサロン)はそのタイミングで企画されましたか?それとももっと前からこのお話は企画されていたのでしょうか?
小島:そうですね、その頃ですと企画というか、プロモーションやマーケティングなどの言葉も出てこないような感じで何をしたら良いのかという感じでしたね。
十佐近:ラボサロンとしてサービスを展開させましょう、といった事を考えたのは小島さんたちという事ですね。
小島:作り上げていく中でちょっと迷った時に、何のためのサイトなのかっていう最初に立ち帰ってラボサロンの役割がブレないようにリードしてくだっさったっていうのも凄く大きくてありがたかったですね。
小島:そうですね、私の上司が「いろんなアイディアをくれ」と、今後どうして行きたいかという意見を求められたときにたくさんのアイディアを出した中で、サイト制作が 良いのではないかとなりました。新商品も出るタイミングで是非やろうということでラボサロンが始まりました。
小島:ラボサロンを展開するにあたり、お客様に必要であろうと考えたアイデアが サイトで表現できた事はとても良かったです。ARやオンライン展示会など。
十佐近:それとウェブカタログもでしたね。
大須:ラボサロンにはいろんな案が採用されているんですね。
小島:私たちが考えたアイデアに対して、企画制作さんはただ言われた事を制作する だけでなく、単純に良し悪しを言うのでなく、それらを目標に対してどの様に 展開するのが良いかを真剣に考えていただきました。そういう点では、 やっぱり一番は一緒に作り上げていくっていうところに凄く満足しています。 みんなホームページに関して素人だったんですけど、制作の初期である企画の 段階から目的に沿った計画書をくださって、サイト内で展開する内容もお客様 の目線というか第三者の目線で提案して下っさたのがこちらとしては大 変ありがたかったです。
大須:企画制作はお客様と一緒に作るというのをモットーにしていますが、実際に インタビューでそう言っていただけると弊社としてもとても嬉しいです。
十佐近:新しいサービスや新サイトの立ち上げで最も重要なのは「目標」です。今回はある意味新サイトの立ち上げなのでこの点にとても気を付けました。 その点でラボサロンは、小島さんや鶴岡さんが、何をやらないといけないかを凄くはっきり持たれていたので、それが結果に繋がったと思います。我々が行った作業 は皆さんの目標を我々が少し整理したという程度です。一番重要なのはやはり皆さんが、オルガノさんがどう思っているかだと思います。
小島:作り上げていく中でちょっと迷った時に、何のためのサイトなのかっていう最初に立ち帰ってラボサロンの役割がブレないようにリードしてくだっさったっていうの も凄く大きくてありがたかったですね。
小島:私たちの営業スタイルはほとんどが代理店さんだったり販売店さんを通して店頭のお客様に販売しています。
大須:そうすると販売店さんたちからはホームページが変わり何か反応はありましたか?
小島:もちろん、新しくサイトができたのでPRに使ってください、というふうには周知はしています。弊社の純水・超純水装置を 詳細に情報を伝えるホームページがなかったので、ラボサロンの製品一覧のページは販売店様の営業活動に貢献していると 思います。分かりやすと好評ですし、製品購入にもつながっていますし、徐々にホームページも使ってくれてるのかなと思います。
十佐近:なるほど、今ってアクセス数とかって見られていますか?
鶴岡:ちょこちょこ見てます。
十佐近:忘れがちですが、ホームページは公開してからが本当の勝負です。この点は弊社のすべ てのお客様に伝えていることですが、なかなか日々の業務があるので難しい。だからこ そ弊社的なフォローとして、弊社が行う作業に関係なく、2ヶ月に1回でも毎月1回でも 情報交換や現状把握のミーティングがしたいです。オルガノさんで測られたアクセス解 析の効果などはそのミーティングフォローできたらなと思います。
小島:立ち上げたは良いもののこれからサイトを成長させていくのは私たちなので何をどうするのかっていうのが命題ですね。
十佐近:正直な話をするとサイトの成長を考えるのは凄く大変です。会社さんによってはWeb担当の方がいらっしゃったりしますが、 多くのお客様は自身の仕事を行いながらWeb対応も行うのでなかなか大変だと思います。でも皆さんが考えられているラボ サロンの方向性はこの業界の中ではなかなかないアプローチで凄く面白い。研究者の人もそうですしお客様になりうる人 たちが本当に必要としている事にアプローチされていますから、是非自信を持ってサイトを盛り上げていってもらえたらな と思います。
小島:やっぱり間接の販売なのでユーザーの生の声が私たちの手元に届きにくいというのが凄 く課題に感じていて、お客様がなぜオルガノ製品を選んでくれたのかオルガノ製品のど こを気に入ってくれたのかが今まで知れなかったんですね、なのでそういったことを知 るためにはコミュニケーションできる場が必要だねっていうことを思っていました。製 品情報は会社のコーポレートサイトにも少しはあるんですけどそれだけだと色んな業界 の人も来ますし私たちがターゲットとしている人たちへのPRが弱いと感じていました。
十佐近:そうですね、コーポレートサイトはどうしても全社的な動きになってしまいますので何 かにフォーカスするのは難しいですね、でも今おっしゃられたユーザーの生の声を拾える 受け皿はできたと思います。これをどう活用してどう声をもらうかが今後の課題の一つ ですね。
小島:最初は自分達でインタビュー行って動いていく感じにしていく予定です。将来的にはやはり自動的にお客様に入れてもらう、お客様に発信してもらうっていうのが 目標ですね。
十佐近:完全会員制のサイトにしてサポートが受けられる形にすれば、サポートというメリットがあるのでお客様は情報を発信しやすくなる。逆にクレームでもなんでも 書いてくださいという形にしてもある意味発信しやすくなる。ここにはオルガノさんのイメージや戦略も関わってくるので、色々な側面で検討が必要ですね。
小島:こういうふうに考えを深めながら議論していくと、理解も深まりますね。 ユーザーボイスは記事が集まったら鶴岡と二人で記事にしようと思っていて、候補が今15件ほど集まっていているのでインタビューしに行くってところからですね。
十佐近:企画制作にも相談していただければテキストまわりや画像などを成形して提案できるのでフォローできるところはしていきますね。
大須:ホームページに関して何かこれからしたいことや質問などはありますか?
小島:今、グーグルアナリティクスを鶴岡が勉強していまして。 やはり我々は一からなので外部のセミナーに申し込んだり、誰かに教えてもらわないと難しいですね。
十佐近:確かに新しくなってから分かりにくくなりましたね。企画制作でもアクセス解析に関わるサービスを提供できますが、 自社・自身のサービスを一番理解しているのはお客様なので、お客様でそれらも行えるのが一番良いです。ただ、分か らない事も多くあると思いますので、運用の仕方や考え方などは相談していただければいつでも回答いたします。 でも凄いですね、勉強されてセミナーまで受けられていて。我々としても作った甲斐がありますし、お客様と一緒に作 ったサイトをもっともっと成長させたいと思ってくれるのは凄く嬉しくて、作った側としては作って終わりではないの で本当に嬉しいですね。
小島:実は名刺にQRコード貼り付けているんですけど、そのQRコードにタグをつけてそこから入ってきたお客様がわかるように っていうのを今回初めて試しているんです。
十佐近:そうなんですね、タグの設定をするのなら動きも測れるので最終的にどこのページに行っているのかまで測れると良いですね。
鶴岡:それは設定が必要なんですかね?是非やってみます
小島:こういったことも勉強していないとできることすらわからないのでありがたいです。日々勉強ですね。 そういえば社長賞を取ったんですよ!
大須:えー!凄い!!
十佐近:社長賞ですか!凄いですね。
鶴岡:そうなんですよ、新しい商品とラボサロンが社長賞を取ったんです。
大須:社長賞は毎年何か選ばれるんですか?
小島:社長賞は該当なし、という年もあるんですけど社長賞は部門が3つほどあるんですけど、グループ部門でいただきました。
十佐近:いやー、でも社長賞ですか、本当に凄いですね。
小島:ラボサロンに掲載しているARでしたりWeb展示会やYouTubeが全く新しいかったのでそういったのもこれまでにないプロモーションの手法で、ということで社内で 評価されまして。他にも他部署への影響も大きくて、他部署もサイト作ってみようかな、だとかそんな流れになってきていて。
十佐近:確かにオルガノさん新製品開発して、そこからWebと絡めてプロモーションして何か新しいアクションして行きましょうねっていうのは今まであまりなかったですよね。
小島:今オルガノは製品を一つ一つ手売りしている場合じゃないと、効率的に売ることを考えておりまして、コロナ禍でイベントなどもない状況の中ラボサロンができたの で、たくさんの評価をいただきました。私たちも関われたのが嬉しいです。
十佐近:我々にとってはホームページが成功することが目指すべき場所ではあるんですけど、一緒に作られた担当の方が評価されるというのは凄く嬉しいですね。 今後ともよろしくお願いします。
オルガノ様は10年以上付き合いのあるお客様であり、今でも一緒に仕事ができて大変嬉しく思っております。
新しくできたこのラボサロンをこれから一緒に大きく成長させるのが楽しみです。
これからも二人三脚で頑張りましょう!
どうすれば自分達の欲しい結果が出るのか、一緒になって考えます。